工事現場警備スタッフ

工事現場警備スタッフ

夜勤が有利な工事現場警備スタッフ

工事現場警備スタッフは、工事をしている現場の前で警備を行うのが仕事です。
昼間と深夜の仕事があり、深夜のシフトに入った方が高い給与が得られます。

日勤よりも夜勤の方が有利な理由は、給与だけではありません。
人通りが少なくなることから、誘導する作業が激減しますのでとてもラクなのです。
日中は交通量が多い道路に配置されると、急に現れる自動車に身の危険を感じることも少なくありませんが、深夜はそういったこともなくなりますので安心して過ごすことができます。

夜勤工事現場警備スタッフの仕事

大通りなどは夜間に道路工事などをしていることもありますが、住宅街などは近隣住宅に迷惑がかかってしまいますので、夜に作業をすることはありません。
工事を行っていない夜の時間帯にも、警備スタッフの仕事はあります。

工事中と書かれたプレートの前に立ち、間違って入ってしまうことがないよう誘導棒を振ります。
誘導棒をただ振り続けるのみの仕事内容ですから、とても簡単です。

工事現場付近で立てかけられているプレートに、片側交互通行と書かれたものがあります。
片側交互通行は一方の車線を封鎖して、それでもどちらからくる自動車も通過できるように誘導するのが工事現場警備スタッフの仕事です。
片側の車線しかありませんから、一方から来た車を通すときは反対側に止まって待ってもらい、通過後には止めていた車を通すということを繰り返します。

自動車は、23時以降になるとあまり一気に減少します。
その前の時間までは、クラクションをうるさく鳴らされたり、警備スタッフの指示を聞かずに入ってきてしまう車もあります。

深夜の警備スタッフの仕事は、誘導棒を振っていれば終業時間がきますので、気を使うことも少なくなります。
休憩もしっかり取れますので、一晩中立ちっぱなしということもありません。

一晩の給与は、1万円程度です。
現場までの交通費も込みで、1万円くらいです。
交通費を節約するために、自転車で移動できる範囲の仕事のみを回してもらえるよう、警備会社に配慮してもらうこともできます。

工事現場警備スタッフのデメリット

夜勤の工事現場警備スタッフは一般的なアルバイトに比べて給与が高く、誘導棒を振っているだけでお金がもらえるというラクな仕事ですが、デメリットがないわけではありません。
警備会社にもよるかもしれませんが、仕事が決定してから連絡がくることもありますので、そんなときは都合を合わせるのが大変です。
その日の晩の仕事を同日の日中に伝えられたりなど、安定して毎晩シフトに入れるとは限りません。

夜に起きていることになるので、次の日に日中の仕事が入っていると、生活リズムが乱れることも、この仕事のデメリットといえます。