アルバイトの定番飲食店ホールスタッフ
飲食店のホールスタッフは、昔からある定番のアルバイトです。
主な職場はファミリーレストラン、日本料理店、ダイニングバー、居酒屋などさまざまで、着てみたい制服で選ぶという方法もあります。
主な仕事内容は、お客様からオーダーを受けたり、テーブルまで運んだり、空いたお皿やコップをさげたりなどです。
飲食店によって、全く調理をしないところもあれば、仕込みのサポートをまかされるところもあります。
便利なPOS
オーダーを取るときに便利な道具が、POS（ポス）です。
POSという名称だけでは分からない方もいるかと思います。
ファミリーレストランなどのお店で、スタッフが電卓のような機器を片手に持っているのを見たことがないでしょうか。
飲食店でよく用いられており、全国的に普及している機械です。
特に現代において、受けたオーダーの内容をメモに記すのではなく、ピッピッと軽快な操作音を立てて使うPOSが主流になってきました。
オーダーの内容はデータとして送信しますのでスピーディですし、記入ミスなどを防ぎます。
慣れるまでの間は、操作に困りますが、慣れてくると抜群の利便性を感じることでしょう。
まだPOSを導入していないお店では、略字でメモを取ります。
Bはビール、OJはオレンジジュース、ICはアイスコーヒーなどと省略して書きますので、覚える必要があります。
時給とまかない
飲食店のホールスタッフの時給は、一般的に800～1,000円くらいです。
夜のシフト（22時～6時）にはいる場合、深夜手当として時給がアップし、1,200～1,300円ほどになります。
都心部など地域によっては、基本給が1,200円以上という高いところもあります。
時給があまり高くないお店でも、まかないがおいしそうだという理由で選ぶ方もいます。
お店で提供するような食材を、プロが無料で作ってくれるのですから、とても贅沢です。
時給が安くても、まかないが出るならば食費が浮くので、毎日働きたいという人もいます。
無料で提供されますから、好物の飲食店を選んでみるのも悪くないかもしれません。
飲食店のイベント
飲食店が好きで、食べることが大好きだという人は、ご当地グルメやB級グルメなどのグルメイベント「まんパク」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
数十万人を動員するビッグイベントなので、よくメディアなどで取り上げられています。
飲食店への勤務を考えている人はさまざまなお店の味とスタッフに接することで、本当に自分が働いてみたい分野がわかってくるかもしれません。
まんパクは毎年恒例となっており、全国各地で開催されています。
下記のサイトはまんパクの公式サイトです。
>>まんパクin万博2014 | ロッキング・オン
青空の下で各地のご当地グルメやB級グルメなどを贅沢に堪能することができます。
一カ所限定開催ではないので、ご自宅近くで開催されるときは足を運んでみるといいかもしれません。
調理師やパティシエを目指して働く人も
飲食店のアルバイトと言っても、色々な人が働いています。
前述したとおり、定番のアルバイトであることが多いので、掛け持ちをしている人も多いです。
中には、将来調理師やパティシエになりたくて技術を磨くためにお店のアルバイトとして働いている場合もあります。
特にパティシエは製菓店での仕事となり、弟子入りするというよりは製菓の専門学校に行ってプロの道を目指すということがほとんどです。
専門学校で技術や知識を学び、海外研修で本場の技術を吸収することで自分をより高めることができる環境があります。
学生はもちろんですが、社会人になってからやっぱりパティシエを諦められなくて…という場合でも、働きながら通学もできます。
アルバイトをしていて、調理師やお菓子のプロを目指したいと思ったら、より仕事への理解を深めるために専門学校に通ってみるのもいいでしょう。