夏休みに多い単発バイト
アルバイトには、長期的に働くタイプと、1日・1週間・数カ月などの短期間に働くタイプの大きく2種類に分けることができます。
短期間に働く単発のアルバイトは、引越し手伝いスタッフ、サンプリングスタッフ、イベントスタッフなどの仕事があります。
夏休みなどの長期休暇の時期は、イベントスタッフなどの単発のアルバイトの募集が多くなります。
夏休みのイベントが全国各地で開催され、スポーツの試合はデイゲームが増えますから、自然と単発のアルバイト募集を見つけやすくなるでしょう。
単発のアルバイトの種類
イベントスタッフは、コンサートや試合などの会場で仕事を行います。
配置された場所が目立たない場合、こっそりコンサートや試合を見られることもありますが、見ていると怒られてしまう場所もあります。
スポーツが好きな人であれば、バックステージの廊下で選手とすれ違うことができることもあります。
お金をもらいながら、あこがれの選手と近い距離にいられるなんて、とても魅力的な単発のアルバイトです。
サンプリングスタッフは、駅前やイベント会場など、たくさんの人が行き交う場所で商品を配布することが仕事です。
扱う商品はチラシや景品、記念品、ノベルティ、クーポン、割引チケット、新商品のお菓子のサンプルなど多岐に及んでいます。
サンプリングスタッフは、知らない街ゆく人に一方的に声を掛けるので、最初は抵抗があるかもしれません。
仕事をしていくうちに物怖じしなくなってくるので、人間的に成長できるでしょう。
引越し手伝いスタッフは、夏休みよりも進学や入社シーズンの2～3月、異動や転勤が多い時期の9月などに募集が増加します。
仕事は2種類あり、引っ越しトラックのドライバーと、梱包などを行うアシスタントがあります。
引越し手伝いスタッフの給与は、日給で金額が設定されている業者が多い傾向です。
2つの役割で日給が同じところもあれば、別々なところもあります。
差があるところではドライバーの方が高いので、運転免許証を持っていて安全運転ができる人なら、ドライバーを選んでおいた方がお金が貯まりそうです。
単発の仕事は、夏休みにアルバイトを初めてやってみたいという方も、気軽にチャレンジしやすいといえます。
長期のアルバイトは、自分に合っていなければ継続が難しいですが、単発ならまず働くということを経験できること自体が非常に重要です。
単発のアルバイトをいくつか経験してみて、自分の性格に合っている仕事を見つける機会にするのもいいでしょう。
先入観で選ぶより、実際に体験することでわかる自分の適性があります。
夏休みは友達と一緒に応募できる募集も多いので、一人では心細いという人でもチャレンジしやすいのではないでしょうか。