事務所移転スタッフ

事務所移転スタッフ

家庭の引っ越しよりラクな事務所移転スタッフ

事務所移転スタッフは、平たく言えば会社の引っ越し作業を行うのが仕事です。
家庭の引っ越しの方が規模が小さいので、事務所の移転は大変そうな仕事だと誤解されがちですが、そんなことはありません。

高層階にある会社だとしても、エレベーターがある建物が一般的です。
家庭の場合はエレベーターがないところも多いので、移動で体力を消耗されないというところがメリットです。

エレベーターの故障があったり、トラックが予定時間に到着しないなどということもあり、作業を進めようがないため急遽早く帰宅できます。
通常は9~12時間勤務ですが、こうしたトラブルが原因で2~3時間短くなることもあります。

大企業になるほど事務所のスペースが広くなり、その分途中でとどこおってしまうことが発生しがちです。
どこか一カ所で作業が中断してしまうと、他までなにもできなくなってしまいますから、待ち時間が長くなります。
待っている間は特になにかの作業を要求されるわけではありませんので、休憩していて問題ありません。

事務所移転スタッフの収入

事務所移転スタッフの仕事は、昼間と深夜の2タイプがあります。
昼間は企業の方たちが事務所で勤務していますので、終業後の深夜に移転作業をすることが多くあります。

基本的に仕事は9時間で共通していますが、給与の金額は異なります。
昼間は1日あたりの平均が7,000~8,000円、深夜は約10,000円です。
アルバイトの中でも給与が高いことから、稼ごうと思えば1カ月に20万円~25万円くらいの収入も見込めます。

事務所移転スタッフの仕事

事務所移転スタッフの主な仕事は、主に4つです。
運搬、梱包、養生、後片付けがあります。

最初に行う養生(ヨウジョウ)は、大きなサイズの紙やプラスチック製の板を、床や壁に取り付けることです。
養生する場所は自分で判断する必要はありませんので、リーダーの指示に従ってください。

次の梱包作業は、移転するのが企業ということもあり、個人情報保護を順守する目的でご依頼者様自ら行っていただくことになっています。
書類やファイルなどはこのような理由から事務所移転スタッフが手をつける必要はありませんが、電化製品の電話機やパソコンなどの梱包を任されます。

深夜に移転作業を行う場合、その日の昼間までこれらの電化製品は利用されていることが多いので、まず梱包されていません。
梱包を効率的にすませたら、運搬作業に入ります。

運搬まで全ての作業が終わったら、自分たちが使用した備品やゴミなどを置いて帰らないよう、チェックしたら終了です。